10/22(日)文学フリマ福岡9に初出店します2023年10月14日2023年10月16日by とりのこ制作室 タイトル通りですが、文学フリマ福岡9に初出店します。福岡に行くこと自体がめちゃくちゃ久しぶりです……。その昔書いていた旅エッセイの記録によると10年前でした。さらにその前は、学校帰りに荷物持ったまま飛行機に乗って福岡に行っちゃった……、というくらいですかね。(学校が空港に近かったんです笑)他にも一回くらい行ったことがあったかな?と、記憶がおぼろげで、右も左もわかりませんが、とりあえず行ってまいります。わたしは巨大イベントよりも、全部回れるような規模が好きなので、今からとても楽しみです!ずっと行きたかった本屋さんにお邪魔したり、ご飯に行ったり、探鳥したり、……探鳥したり、探鳥したりしたいです♪(3回も言った) 文学フリマ福岡の配置図です↑↑ A-2にいます♪これを作ったとき、疲労困憊していたので鳥たちの襲撃を許してしまいました……。まるで鳥イベントのような配置図ですが、文学フリマ福岡9は、文学のイベントです。 文学フリマ福岡9に持っていくもの 文学フリマ福岡9に持ち込むものをこちらにまとめました!(Webカタログに載ってないものもあったりします。 ①身近な野鳥アンソロジー風渡る空に舞って 9/20に発売になった野鳥がテーマの文芸小説です。野鳥の生態を書いた読みもの、エッセイはたくさんありますが、野鳥の小説ってほとんどない……。 作家さんにオファーを出したときにお伝えしたことが「野鳥の生態を組み込んだ小説を書いてほしい」でした。(よく書いてくれたなあと思います笑) 図鑑は鳥を網羅しているけれど、生態についてはあまり書かれていないです。 わたしも以前、カルガモの激しい縄張り争いを目にしたとき(互いの首や頭を噛み合って血だらけでした)衝撃を受けました。ここまで気性の荒い生き物だったとは……。 種類によっては探鳥のための情報も書かれていますが、身近な鳥は書かれていないのでは……?と。知れば知るほど分からなくなってきて、探りたくなるのが生き物の魅力です。人間と一緒ですね。 「野鳥×物語」がテーマの「身近な野鳥アンソロジー」は、数量限定エッセイ付きです。文学フリマ特別価格で1500円で販売いたします~! この機会にぜひ♪ ②凍える星 二版も残り僅かとなった、人気ミステリー小説「凍える星」。僅かというか、もうこれはないに等しい……。出版社残部3(か2)。佐崎らいむさんは、とりのこの推しの作家さまです。心理描写が胸に迫ります。ずっしりした青春小説が好きな方、ミステリーが好きな方に読んでみてほしいです。はらはらしっぱなしで一気読み! 個人的には帯文になったワンシーンが、何度読んでも鳥肌でやばいです。(かなり衝撃的なシーンではあるのですが)大人はもちろん、中学、高校生くらいの学生さんたちにもおすすめ。心の痛みを伴うようなセンシティブな小説だからこそ、ずっと心に残る一冊になると思うのです。やはり経験できない感情を疑似体験できるのが、小説の素晴らしさだと思います。もう一回刷りたいんですけれど、コスト高につき、同じ形状のものを同じ価格で本にするのが難しく、全話収録になるかわかりません。佐崎さんは鳥アンソロジーの方でも執筆されていますが、こちらの単著もめちゃくちゃおすすめです!文学フリマでは1300円です。 ③ささくれた指先 リソグラフ印刷&ミシン綴じ製本のかわいい小説ZINE。とりのこ制作室発行のZINEはよくお土産本になっているようです(笑)まとまった時間はとれないけど、小説を読んでふわっと温かい気持ちになりたい、社会人の方におすすめです。中身はたくさんのものを諦めて、頑張っていることのある人に刺さる文芸小説です。ひそかにこちらもスズメが出てきます。ついでに生態もわかっちゃう……。こちらは500円のワンコイン本です。 ④曇りのち雨ところにより猫 「コロシ?借金?そんなことより猫まんま」猫の小説といえばほっこりしたものが多い中、こちらはまさかの猫サスペンス。装丁が無駄に豪華(カバー下がかわいいです笑)で、草原の子猫のポストカードつきの、遊び心たっぷりの小説ZINEです。短編公募受賞作を改稿した、のんびりとはらはらの入り交じる、スリルエンタメ小説!といいつつ、こちらも超品薄です~(2刷予定はありますが、装丁がちょっと変わるかも?)こちらも500円のワンコイン本です♪ ⑤布施月子さんグッズいろいろ 文学フリマに連れていく看板が、日本画家、イラストレーターとして活躍中の布施月子さんのツバメさんなのですが。ほんとうに毎回必ず「この看板がほしい」と言われるので、布施月子さんグッズを少し持っていきます。写真画像以外にも種類がありますので、この機会にぜひ!うちのHPのトップ画も月子さんです。凍える星の装画、挿絵も担当されています。 ⑥折り本〈Routine〉 そしてそして、今回は無料配布の折り本を少し持っていきます。毎日のルーテインの中にある景色を切り取った、読むと心が明るくなる短編小説です。月曜日から日曜日までの7話完結(らしい)。文学フリマ福岡では1話の配布、東京では2話の配布となります。ぜひぜひもらいにきてくださいませ! タグ:文学フリマ文学フリマ福岡文芸身近な野鳥アンソロジー風渡る空に舞って