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とりのこ制作室より発行された書籍に関する情報です。

☆2023年12月現在

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2023/9/20発売 身近な野鳥アンソロジー風渡る空に舞って(エッセイ付きの書籍は完売)

2022/6/1発売 凍える星|佐崎らいむ

2021/12/1発売 飛び立つとき|佐鳥理(完売・増刷検討中)

〈身近な野鳥アンソロジー風渡る空に舞って〉

著 者:朱里コウ/岡田朔/汐埼ゆたか/佐崎らいむ/佐鳥理/美森萠/かわせつきひと
装 画:近藤朱
発売日:2023年9月20日
判 型:B6ソフトカバー(128×182)
価 格:1500円+税
単行本:‏ 272頁
ISBN : ‎ 9784910699028

- 概要 -

「野鳥×物語」
読んで、識って、好きになる。
七名の作家による、七種の身近な野鳥を題材とした、書き下ろしアンソロジー小説。

「風渡る空に舞って・あらすじ」

高須苺衣(たかすまい)は、地元高知の大学に通い、教師を目指している。うまくいかない日々に疲れ、鷹の渡りを見にいくが一羽も見つからない。畑の真ん中で途方に暮れていると、「鷹を探しているの?」と派手な髪色の女性から声をかけられた。彼女は苺衣の通う大学のよさこいチーム〈とぎの旅〉の振付けをした有名なダンサーで――

「ずんぐりの青を待つ夜には・あらすじ」

 中学二年生のつぐみは夏休みの二週間、愛知県にある祖母の家に、母と共に滞在している。レビー小体認知症という病気を患う祖母の、身の回りの世話を手伝うためだ。物忘れや幻視の症状が出ていて、優しく、ユーモアに溢れていた祖母は、会わなかった五年で別人のようになってしまっていた。
  ある雨の日、つぐみは母から祖母のことを頼まれるが、少し目を離した隙に外に出てしまい、行方がわからなくなってしまった。どうやら以前にも大雨の日、家を出たことがあったようだ。それが想い出の鳥〈ずんぐりの青〉に関係しているのだと知って――

- とりのこ制作室より -

野鳥の出てくる文芸小説をお探しの方にぴったり。 生き物が好きな方、自然を愛する方、鳥好きさんや、野鳥の美しさや素敵さを啓蒙したい方。優しい気持ちになりたい方、ヒューマンドラマが好きな方、たくさんの方に楽しんでいただける、文芸小説です。

〈凍える星〉

著 者:佐崎らいむ
装 画:布施月子
発行日:2022年6月1日(初版)
    2022年9月25日(二版)
判 型:四六版ソフトカバー(127×188)
定 価:1300円(税込1430円)
単行本:176頁
ISBN  :9784910699011

- 概要 -

【アルファポリス主催|第7回ミステリー小説大賞・大賞、第8回ノベリスタ大賞・大賞『凍える星』】【第4回 BUNCA competition Novel部門審査員特別賞『カエルヒ』】を含む、短編4作品を収録。

「凍える星・あらすじ」

「ねえ満留、面白いものを見せてあげるよ」
ある時、か弱かった弟が『力』を手に入れて、別人のように変わった。
母の死を発端に捻れていく双子の兄弟の関係と、ペット探し専門の事務所に舞い込んだ、恋の遍歴調査の依頼。並行して進んでいく二つの物語が交差する時、浮かび上がる真実とは。

- とりのこ制作室より -

怒濤の展開に、ページをめくる手が止まらない。
表題作「凍える星」は、最後まで予測不能なジェットコースター・ミステリー。「カエルヒ」は塑像作家の作った得体の知れない繭と、その正体を暴きたい女子高生の物語。どこまで行っても読者の共感を許さない(?)尖った感性を持つ女子高生の心理が見どころ。ミステリータッチですが文学性の高い作品です。
 

〈飛び立つとき〉

著 者:佐鳥理
装 画:布施月子
発売日:2021年12月1日
判 型:四六版ソフトカバー(127×188)
価 格:1200円+税
単行本:‏ 162頁
ISBN : ‎ 9784910699004

- 概要 -

【アルファポリス主催・第三回『ほっこりじんわり大賞』奨励賞「飛び立つとき」】
【エブリスタ主催・第十四回『三行から参加できる超妄想コンテスト』準大賞「風花」】
を含む、短編5作品を収録。

※News※
表題作「飛び立つとき」がベネッセコーポレーションにてテスト教材として使用されました。

「飛び立つとき・あらすじ」
小学校五年生の咲希は、両親の離婚をきっかけに引っ越しをし、父と祖母の三人で暮らしている。
放課後一人でバッタを探していると、昆虫学者の風見と出会い、話をするうちに昆虫に興味を持つようになった。
風見から誘われた昆虫採集には、同じ年の少年二人も参加していて、転校してからはじめての友人ができた。
採集した蝶を譲ってもらった咲希は、大事にすると決めるのだが、自宅に帰ると激怒した父が待ち構えていて……。
心のすれ違い、自然を通して知る命の大切さ、友情と成長を描いた青春小説。

- とりのこ制作室より -

高校生から一般までを対象にした、物語性のある短編集です。
昆虫の遺伝子、養鶏農家、トルココーヒーなど、日常の暮らしで触れる機会の少ない題材を用いて、家族や恋人、友人との心の繋がりを描いています。
装画、扉絵だけではなく、カバー下の美麗イラストも必見!